北京
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2022年北京冬季五輪の開幕まであと半年を切り、関連グッズなどの市場も活発になっています。北京冬季五輪のライセンス商品はこれまでに4000種類以上が開発されています。その品質と品揃えは、冬季五輪と中国文化との融合を体現するとともに、人々の期待感を表しています。
写真:北京冬季五輪のライセンスグッズ
北京冬季五輪ライセンスグッズの新商品は毎月第一土曜日に発売されます。8月のラインナップには、「民間雪趣シリーズ」マグカップ、国家体育場(鳥の巣)デザインの限定ピンバッジ、ショルダーバッグ、スケート靴、耐寒収納ノートなど16カテゴリー、4000以上のライセンス商品があります。
写真説明:北京冬季五輪・パラのマスコット氷墩墩と雪容融のグッズ
特に人気なのは、北京冬季五輪のマスコット「氷墩墩(ビンドゥンドゥン)」と、パラリンピックのマスコット「雪容融(シュエロンロン)」です。氷墩墩はパンダがモチーフで、雪容融は中国の伝統文化をイメージさせる赤い提灯が由来となっています。
北京市内のショッピングモール・王府井工美ビルの牛超副総経理は2体のグッズについて、「パンダの『氷墩墩』が身に着ける『宇宙服』はシリコン素材でできていて、現代的な科学技術の要素が感じられる。また、『雪容融』の赤い提灯の形はとてもおめでたい雰囲気があって、子どもたちに喜ばれている」と紹介しました。
これらのグッズは、開催地である北京市や河北省のほかにもチベット自治区や新疆ウイグル自治区などを含む16の省・直轄市・自治区に、合わせて160箇所以上開設されている小売店で購入できます。また、高速列車280便以上でもグッズ販売が行われており、全国31の省をカバーしています。(hj、謙)