北京
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中国のSNSで11日、「福原愛と竹内亮の中国語力対決」というハッシュタグ付きの投稿がトレンド上位に入りました。日本の著名な元卓球選手とドキュメンタリー監督がなぜ中国語で競い合うのでしょうか。10日夜のドキュメンタリーから話を始めなければなりません。竹内亮監督は10日夜、SNS上で、自ら制作したドキュメンタリー『東京2020・B面日記』が配信されたことを発表しました。
竹内監督によりますと、ドキュメンタリーは東京五輪の舞台裏を80分間にまとめたもので、史上初めて新型コロナ下で開催された五輪について、感染症対策や舞台裏の準備、選手のインタビューなど、さまざまな視点から東京五輪の別の一面を示しています。
ドキュメンタリーは、短い説明の言葉に続いてすぐに竹内さんと福原さんが卓球をするシーンに入ります。注目すべきは、2人がプレー中ずっと中国語でやり取りしていることです。2人は冒頭だけでなく、最後のインタビューも中国語で完成させました。
福原さんは、竹内さんの取材に対し、1年間卓球をしていなかったと語りました。今回の東京五輪については「実は今回、初めて真剣に五輪を見た。私は(過去)4大会出場していたので」とし、今回は基本的に1人で見ていたことも明かしました。福原さんは五輪開催の意義について、「一般の人にとっては刺激になるかもしれないし、選手たちの奮闘精神は人々を励ますことになる。やってすぐに分からないが、20年、30年後になって初めて分かる意義もあるかもしれない。意義というものは探しに行くものではなく、自然とわき出すもの」と語りました。(雲、柳川)