北京
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雲南省南部のシーサンパンナにある生息地を出て、北上を続けていたアジアゾウ14頭が8日夜、南下するための川を渡り、生息地にまた一歩近づきました。
国家林業・草原局の発表によりますと、ゾウの群れは全般的に落ち着いた様子です。
8日午後8時頃、玉渓市元江県元江橋を渡るアジア像
生息地を去年3月に出たゾウの群れは今年4月16日以降、これまでに110日余りにわたって、雲南省省内を1300キロあまり移動しました。ゾウの帰還を促すため、これまでに動員した警察や関連スタッフは延べ2万5千人、出動した無人機は延べ973回、緊急に配備した車両は延べ1万5千台、避難させた住民は延べ15万人に上りました。
なお、ゾウたちが生息地に早期に帰還できるよう、現場指揮部による誘導は今後も続けていくということです。
(Yan、CK)