北京
PM2.577
23/19
国連駐在中国代表団の戴兵・臨時代表は9日、国連安保理が開いた海上安全問題に関する公開会議で米国代表が南海問題に触れたことについて、「米国は域外国でありながら、時折、先進的な戦艦や戦闘機を南海に投入し、自分勝手な挑発行為をし、この地域における国家間の関係を公然と煽り、南海の安定を深刻に脅かしている。米国には南海問題に口出しする資格はない」と述べました。
戴臨時代表はまた、「米国は『海洋法に関する国際連合条約』に加入していないにも関わらず、この公約の裁判官のように振る舞い、他国に対してあれこれと口を挟んでいる。米国が安保理で南海仲裁裁判について大声で騒ぐ背景には、完全なる政治的意図がある」と指摘しました。(任春生、謙)