北京
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国家林業・草原局の最新データによりますと、雲南省で北上を続けていたアジアゾウ14頭が8日午後8時8分、同省玉渓市元江県の元江橋を渡り、川の北岸から南岸に戻りました。ゾウの群れは生息地にまた一歩近づきました。
ゾウの群れの様子は全体的に安定しています。生息地に早期帰還できるよう、現場指揮部が誘導しています。
8月12日は「世界ゾウの日」です。中国では、アジアゾウは一級重点保護野生動物に指定されています。長年にわたり救助・保護活動を進め、1990年代に100頭余りだった野生アジアゾウの数は、2019年末時点で約300頭に増えました。また、ここ数年の科学の普及により、生物多様性と生態バランスの維持のために野生動物の保護がますます重要視されてきています。(朱、多部)