北京
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中国人民大学重陽金融研究院、太和智庫、海国図智という中国のシンクタンク3機関が9日に北京で、「『米国が世界一』?!米国のコロナ対策の真相」と題した報告書を発表しました。米国のコロナ対策の本当の姿を明るみに出した世界初のシンクタンクによる報告書となります。
約2万3千字の同報告書は、ち密な研究とリアルデータに基づいて、客観的な立場に立っています。「いのちのためよりも党のために」、「反科学・反常識」、「制度の機能不全で感染が制御不能に」、「社会の分断をエスカレートさせる感染拡大」、「世界の感染症対策をほしいままに破壊」という5章、20パートからなり、ブルームバーグ社が発表した「米国は感染症対策の世界ランキングで首位」という説の荒唐無稽さを指摘しました。
同報告書は、「米国はほしいままに、世界の感染症対策を破壊している。世界一の強国である米国は、ウイルスの感染拡大を無視し、他国の感染状況までを悪化させている。新型コロナウイルス感染症の感染拡大が報告された後も、2000万人以上の米国人が外国に行っていた。米国には、感染症の全世界での拡散に対し、逃れることのできない責任がある」という認識を示しました。
同報告書はさらに、客観的な事実に基づいて、米国は感染対策に失敗した国、政治的にコロナを放任した国、感染症を世界に拡大させた国、政治的に分断した国、通貨を乱発する国、感染症期間中に激動が起きた国、フィークニュースを発信する国、ウイルス発生源でテロリズムがみられる国のランキングでは世界一につけているという結論を導きだしました。
同報告書は最後、真相は必ず明るみに出ると示し、中国と世界各国の人々は、いずれも真相の解明を呼び掛けていると強調しました。(雲、Yan)