北京
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王毅国務委員兼外交部長は6日夜、第28回東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)外相会議にビデオ形式で出席しました。その際、王部長は、「地域の平和と安定を守るには、真の多国間主義を実践し、連帯と協力を強化して、地域が直面する五つの主要な安全保障上の課題に取り組むことが必要だ」と述べました。
具体的には、まず感染症に対する強固な防御線を構築し、新型コロナウイルス感染症という課題に共同で対抗すること。次に多国間協力を強化し、非伝統的な安全上の課題に共同で取り組むこと。さらに、東南アジア諸国連合(ASEAN)の中心的な地位を守り、地政学的な対立の課題に共同で取り組むこと。第4に内政不干渉の原則を貫き、強権的な政治に共同で対応すること。第5に平和的な対話の方向性を堅持し、地域内のホットな課題に共同で対応することの五つです。
会議に出席したASEAN諸国の代表は次々に、「内政不干渉の原則を堅持し、とりわけ人権を政治的道具にしてダブルスタンダードを進めるべきではない。新型コロナウイルスの起源調査は科学に基づくべきであり、政治的にもてあそんではならない」と表明しました。(李、坂下)