北京
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フォート・デトリック実験室からグリンスプリン介護施設まで車でわずか1時間
外交部の趙立堅報道官はこのほど、「最近、国際社会は米国が新型コロナウイルスの発生源調査の問題を政治化させることを批判している。米メリーランド州のフォート・デトリック生物実験室の徹底調査を要求するという理性的な声が相次いでいる。米国はいち早く透明で、責任を負う態度で、世界保健機関(WHO)の専門家を招き、この実験室を調査し、世界に向けて真相を明らかにすべきだ」と述べました。
米軍のこの生物化学兵器研究所にはいったいどれほど多くの秘密があるのかは、2019年に米国のある介護施設で起きた感染症と関連しています。2019年7月、米バージニア州北東部にあるフェアファックス郡のグリンスプリン介護施設のビルに住む263人のうち、63人が感染し、3人が死亡したほか、スタッフのうち、19人に上気道の異常が出ました。症状は新型コロナウイルス感染症とほぼ一致しています。
また、感染症発生の翌日となる7月12日、米疾病対策センター(CDC)はフォート・デトリックに書簡を送り、「停止令」を出しました。「廃水の浄化が不十分」というのが理由で、7月18日、17のサンプルから「細菌」を検出した後、CDCはフォート・デトリック実験室が「連邦製剤選択計画」に参与する許可証の利用を中止しました。許可証に挙げられた製剤67種類の中でコロナウイルスはトップになっています。(殷、浅野)