北京
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外交部の趙立堅報道官は29日の定例記者会見で、「世界保健機関(WHO)事務局が一方的に提出した第二段階のウイルス起源調査は、WHO加盟国の一致した同意を得ていないどころか、第73回世界保健総会(WHA)の決議、中国とWHOの合同研究報告の結論と提案にもそぐわない。これはグローバルなウイルス起源研究の最新成果を全面的に反映しておらず、第二段階の起源調査の協力基礎にならない」と明らかにしました。
趙報道官によりますと、WHOによる第二段階のグローバルな起源調査に協力するため、中国側の専門家は中国とWHOによる第一段階の起源調査活動および合同研究報告に基づき、WHOに次の段階の起源調査に関する中国側の計画を提出しました。これは科学的、専門的、実践的に検証された計画で、これまでの研究成果や新たな証拠を総合的に評価・分析したうえで、公開された研究証拠に基づき、第二段階の起源調査を展開する地域とプランを確定するものだとしています。
趙報道官はまた、「ウイルスの起源調査は厳粛な科学的問題であり、科学者に一任して研究し、今後のリスクを未然に防ぐべきだ」と述べた後、「中国側は真の科学的な起源調査に積極的に参加し続けるが、起源調査の政治化には断固反対する」と強調しました。(Lin、星)