中国、排出量取引の対象業種を拡大へ

2021-07-28 13:37  CRI

 中国では今月16日から全国でスタートした二酸化炭素(CO2)排出量取引に、新たに鉄鋼、セメント、航空、石油化学、非鉄金属、製紙などの業種が加わります。

 これは、中国の生態環境部が27日の記者会見で明らかにしたことです。生態環境部はまた、対象業種の産業協会に対し、CO2排出に関する産業標準や技術マニュアルの作成に協力するよう要請しています。産業標準やマニュアルの完成順に、取引参加資格が承認されるということです。

中国、排出量取引の対象業種を拡大へ

 これまでの取引対象企業は電力分野の約2000社のみで、年間取引規模は45億トンに限定されてきました。取引プラットフォームの運営と管理を行っている上海環境エネルギー取引所によりますと、16日に取引が開始してから23日までの間に、取引量は480万トンに、総取引額にして2億5000万元(約3900万ドル)に上り、23日時点で1トン当たりの取引価格が初日(16日)の51元から約12%上昇して、57元にまで上ったということです。

 中国は、習近平国家主席が去年9月に国連会議に参加した際、「中国は2030年までにCO2排出量のピークアウトを迎え、2060年までに排出量を実質的にゼロにする」と宣言したことをきっかけに、カーボンニュートラルの実現に取り組んでいます。

(Yan、謙)

ラジオ番組
10月29日放送分
00:00:00/00:00:00
  • ハイウェイ北京<月曜日>の担当者 劉叡琳_fororder_周一刘睿琳130
  • ハイウェイ北京<火曜日>の担当者 王小燕&斉鵬_fororder_周二小燕齐鹏130
  • ハイウェイ北京<水曜日>の担当者 謝東&劉非_fororder_周三谢东刘非130
  • ハイウェイ北京<金曜日>の担当者 劉叡&孟群_fororder_周四刘睿孟群130
  • ハイウェイ北京<金曜日>の担当者 任春生_fororder_周五任春生130
  • ハイウェイ北京<週末篇>_fororder_北京直通车周末篇
特集ダイジェスト
最新コラム
新華社_fororder_12日中友好協会_fororder_11人民網日本語版_fororder_10人民中国_fororder_9中国網日本語版_fororder_8東方網日本語版_fororder_7JAPAN online_fororder_5
UTYテレビ山梨_fororder_4中華網日本語版_fororder_3東方通信社_fororder_2中国百科検定_fororder_132959111934859451北京観光_fororder_1
王小燕