北京
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王毅国務委員兼外交部長は27日、天津でモンゴルのバトツェツェグ外相と会談しました。両国は同日、感染症対策を巡る協力強化に関する共同声明を発表し、衛生健康共同体を共に構築するとの趣旨を表明しました。
王外交部長は会談後の共同記者会見で、双方は「一帯一路」イニシアチブの共同建設の加速やモンゴルの「草原の道」構想との連結を確認したとし、二国間貿易額が100億ドルになるという目標の早期実現を目指すと述べました。また、双方は国連など多国間枠組みの下での協力を強化し、一国主義に反対し、多国間主義を支持し、分裂や対抗に反対し、協力とウィンウィンを支持し、人類運命共同体の構築を推進するとの方針を示しました。
双方は、同日発表された両国間の感染症対策を巡る協力強化に関する共同声明を踏まえ、感染症発生源の追跡は科学的作業であり、政治化してはならないと強調した上で、世界保健機関(WHO)事務局は世界保健総会の関連決議に基づき、メンバー国と協力して、感染症発生源追跡に関する研究を推進するよう呼び掛けました。(閣、柳川)