北京
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オンライン形式で開催されている第44回世界遺産委員会で25日、中国が提出した「泉州:宋元中国の海洋商業貿易センター」が審議され、「世界遺産リスト」に登録されました。中国の世界遺産は56カ所となりました。
決議では、「泉州:宋元中国の海洋商業貿易センター」について、「特定の歴史において、独特かつ優れた港町の空間が反映されている」とし、「それに盛り込まれている22の内容は、社会構造や行政制度、交通、生産、ビジネスをはじめとする多くの重要な文化的要素を網羅している」としています。また、泉州の役割について、「10世紀から14世紀にかけて勃興して盛え、東アジアと東南アジアの貿易ネットワークにおける海上のターミナルとして、地域の経済・文化の発展に大きく貢献した」と評価しました。(朱、柳川)