外交部の謝鋒副部長は26日、天津で米国のシャーマン国務副長官と会談した際、「中国文化は己の欲(ほっ)せざるところは人に施すことなかれと主張し、覇権の遺伝子と拡張の衝動がなく、いかなる国家も脅迫することはなかった。外からの干渉に対して中国が行ったのは合理的で合法的な抵抗で、守ろうとするのは国家の正当な権益、維持しようとするのは世界の公平と正義で、他国へ行って挑発したり、他国の問題に手を出したりしたことがなく、他国の土地を一寸でも占領したことはなかった。脅迫外交の発明権、特許権、知的財産権は米国人以外に属さず、一方的な制裁、ロングアーム管轄、内政干渉を行ったのは米国だ。米国が言う『実力や地位で他国と付き合う』、その本質は権力を笠に着て人をいじめ、強いものを良いことにして弱いものをいじめ、強権がすなわち道理で、正真正銘の脅迫外交なのだ」との考えを示しました。(ヒガシ、浅野)