北京
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複数のメディアの報道によりますと、イスラエルの会社が開発したスパイウエア「Pegasus」が最近注目されています。このソフトは国家元首や皇室メンバー、一部の記者の携帯電話を密かに監視するために使われ、監視対象の携帯電話番号は5万に達するとされ、フランスのマクロン大統領も監視されている可能性があるということです。
米紙ワシントン・ポストによりますと、Pegasusの監視を受けた可能性があるリストには、マクロン大統領のほかに、イラクと南アフリカの各大統領、パキスタン、エジプト、モロッコの各首相の計6人の現任の国家指導者が含まれています。
2013年に国際的監視網(PRISM)の実在を告発した米中央情報局(CIA)元職員のスノーデン氏はこのほどメディアの取材に応じ、Pegasusなどのスパイウエアのビジネスは存在すべきでない産業だと指摘しました。
スノーデン氏は「今回はもっとひどくなったと思う。当時言った『ポケットの中のスパイ』は潜在的な可能性があるものだった。だが今では、携帯電話への監視はスパイの分野を超えており、実際に携帯電話をコントロールしている。お金を払って携帯電話を買う人にとっては、携帯電話の本当の持ち主ではなくなった」と述べました。
さらに「これを阻止しなければならない。この技術の売買を放っておけば本当の安全はあり得ない」と強調しました。(Mou、柳川)