北京
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米国通商代表のタイ氏が中国に関して不適切な発言を行ったことに対し、外交部の趙立堅報道官は22日、「是非善悪を完全にあべこべにしている」と述べました。
報道によりますと、米国通商代表のタイ氏はオーストラリアのテハン貿易相と21日に開いた会合の中で、「米国は豪中貿易の緊張した関係を密に注視している。米国はオーストラリア側に立ち、この共通の挑戦を共に解決していく」と示し、「双方は、経済的恫喝などの非市場的行動への対応に関するハイレベル協議を開く」としました。
趙報道官はこれに関する質問に対して、「中豪関係が直面している問題は、豪側が中国の内政を干渉し、中国の利益を損ね、中国に対して貿易上の差別的措置を導入したことに起因しており、中国側の責任ではない」と述べました。
さらに、「中国は一貫して、多国間主義とWTOを中心とした多国間貿易体制を支持し、平等互恵の原則に基づいて国際経済貿易協力を展開している。米国は勝手に制裁を振りかざして、中国を相手に“貿易戦”を引き起こし、国の安全保障の名を乱用して中国のハイテク企業を引き締め、人為的に市場で長年かかって形成した産業チェーン、サプライチェーンを破壊し、市場経済の法則とWTOのルールに違反した」と強調しました。(moku、Yan)