香港各界が河南省の洪水被災地を支援

　最近、中部の河南省は豪雨に見舞われ、省都の鄭州市及び周辺の都市で深刻な冠水被害が発生しました。これに対して、香港の各界はそれぞれの方法を通じて慰問や義援金、物資を送ったほか、ソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）の書き込みで河南省の市民を支援しています。

　香港の民主建港協進連盟は、「河南省市民の無事を祈る。救助現場にいる救急隊員を応援する」と表明しました。また、香港経済民生連盟は「豪雨が一刻も早く止むことを望み、河南省のすべての人が無事であるよう祈る」と表明しました。

　香港労働組合連合会（工聯会）の呉秋北会長は「人民の生命と財産が脅かされるところには、必ず救援に当たる人民解放軍の兵士がいる。河南省の皆さん、共に頑張りましょう」と応援のメッセージを送りました。

　香港のエンペラー・グループの楊受成総裁と執行役員の楊政龍氏はグループ所属の芸能人を率いて1360万元（2億3174万円）を河南省の洪水被災地に寄付しました。

　香港のネットユーザー達はインターネットに被災地の市民を支援するメッセージを書き込んでいます。（任春生、坂下）