北京
PM2.577
3/-2
国家衛生健康委員会の曽益新副主任は22日午前、国務院報道弁公室が開催した記者会見で、ウイルスの武漢実験室流出に関する質問に対して、「武漢ウイルス研究所が新型コロナウイルスの機能獲得実験、すなわちGain of function実験を実施というのは全くのデマだと、早くから明らかにされている。また、武漢ウイルス研究所が採集したコウモリの標本中のコロナウイルスで、新型コロナウイルスのシーケンスに最も近いのはRaTG-13だが、96.2%の相同性しか持っていない。多くの専門家の分析によって、新型コロナウイルスには人工改造の痕跡がないと認められている。このことで、ウイルスが人により改造された可能性は根本から否定された」と表明しました。
曽副主任は、「これまでに、武漢ウイルス研究所では新型コロナウイルス感染が一人も出ていない。武漢ウイルス研究所がコロナウイルスの機能獲得研究を行ったことはない。いわゆる人工のウイルスは存在しない。実験室流出説は常識にも科学の法則にも反している。特に、世界保健機関(WHO)の調査チームは武漢ウイルス研究所を訪れて実地調査を行った結果、ウイルスの実験室からの流出は著しく不可能だとの結論を出した。専門家らはいずれも各分野で権威を持つ人であり、彼らの結論を尊重すべきだ」と強調しました。(玉華、鈴木)