解放軍中部戦区　災害救助に部隊投入

洛陽市伊川県へ向かう第83集団軍の車両 

　中国中部の河南省で「千年に1度」の豪雨災害が発生したことを受け、解放軍中部戦区は緊急時対応マニュアルに従って災害救助の前線指揮本部を設置し、省内に駐屯する軍部隊と武装警察部隊の部隊員および民兵計3200人以上と計80台・艘を超える装備・車両・舟艇を、省内10地域での救助活動に投入しています。 

　洛陽市南部の伊川県にある堰堤が20メートルにわたって決壊したことを受け、解放軍中部戦区第83集団軍の工程防化（工兵・特殊武器防護）旅団はマニュアルに沿って指揮官と兵員計75人、装備・車両計15台を同県に派遣し、堤防を爆破して洪水を排出する任務を実施する計画です。（ジョウ、柳川）