北京
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東京五輪が開幕する7月23日から北京冬季五輪が閉幕する2022年3月13日にかけて、 「平和 友情 奮闘―中日韓名家オンライン書法展」が開催されます。その開幕式が20日、オンライン形式で3カ国を結んで行われました。
中国人民対外友好協会の林松添会長は開幕式のあいさつで、「書を介してオンラインで友情を語り合う目的は、中日韓3カ国の人々の『平和を愛し、友情を守る』という共通の声と、困難に怯えることなく粘り強く奮闘するという確固たる決心を、文化の力を通じて全世界に届けることだ」としたうえで、「これから開幕する東京五輪大会と北京冬季五輪大会に祝福を送り、2024年に開催される韓国冬季ユースオリンピックに熱い期待を寄せよう。アジアで続けて開催されるオリンピック大会は、必ずやオリンピック精神とスポーツの力をもって人々のコロナと闘う勇気と自信を奮い立たせてくれるだろう」と語りました。
日本中国文化交流協会の星弘道常任委員は「本展の作品は文化や国籍などの違いを乗り越え、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって、世界平和実現への貢献を旨とするオリンピック精神にちなんで書かれた。その一つひとつが、書法(書道)という文化の力を通じて人々の心を大いに励ますものと信じている」と表しました。
韓日文化交流会議の鄭求宗(チョン・グジョン)委員長は「書は中国、韓国、日本の東アジア3カ国が数千年にわたり分かち合ってきた漢字文化だ。3カ国の書道家による漢字文化芸術作品が、コロナ禍で心身共に疲れ果てた人々に慰めと活力を与えることを望んでいる」と述べました。
開幕式では3カ国11人の書道家と画家が、それぞれ北京、東京、ソウルから同時に揮毫やアートのパフォーマンスを披露しました。
なお、この書法展は中国人民対外友好協会、中国国家画院、日本中国文化交流協会、韓日文化交流会議、韓国芸術殿堂ソウル書芸博物館の共同主催によるもので、「平和を大切にしてオリンピック精神を大いに発揚する」をテーマに、中日韓3カ国94人の書道家の作品97点を集め、情報サイト「人民網」の国際チャンネル、日本語チャンネル、韓国語チャンネルおよび「芸維雲展デジタル美術館」で同時に行われます。(取材:ヒガシ、校正:梅田謙)
オンライン書法展日本語アドレス:http://j.people.com.cn/206603/416799/index.html