北京
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外交部の趙立堅報道官は19日の記者会見で、オーストラリアのモリソン首相がアジア太平洋経済協力会議(APEC)非公式首脳会議で行った演説を反ばくし、「口先だけ大物、行動は小物とならないように」と反省を勧告しました。
報道によりますと、モリソン首相は16日に開かれたAPEC非公式首脳会議で、「経済回復のためには、法の支配を尊重し、地域の平和と安定を守り、海洋法に関する条約を順守し、人権を尊重し、いかなる国も他国から経済的な脅迫を受けないようにしなければならない」と述べたということです。
これに対し、趙立堅報道官は「海洋関連や人権、そして『経済的脅迫』などの問題について、中国側はすでに何度も立場を表明している」とした上で、「現在、アジア太平洋地域には皆で協力して解決しなければならない多くの問題がある」とし、「各側は概念ばかりをいじって盛り上げるのではなく、問題解決に焦点を当てるべきだ。地政学的な考えから徒党を組んで、第三者を狙った小さなグループを作るのではなく、開放的・包容的な精神を着実に堅持すべきだ」と述べました。(hj)