北京
PM2.577
3/-2
中国西南部にある白鶴灘水力発電所では17日、3基目となる100万kW級ユニットが、72時間の試運転を経て正式稼働を始めました。同発電所は6月28日に操業開始し、ユニット1基目と2基目は、これまでに発電実績が合わせて10億kWhを超えました。
白鶴灘水力発電所は四川省寧南県と雲南省巧家県の境にある金沙江に建設されています。完成すれば総容量が1600万kWに上るこの発電所には、中国が自前で研究開発し、単機容量が世界最大級となる百万kWに上るタービン16基を据え付ける予定です。
白鶴灘水力発電所は総投資額が2200億元に達します。メイン工事の全面着工は4年前の2017年7月に始まり、現在までに3基がすでに稼働し始め、全16基の操業開始は2022年7月になると予想されています。完成後、三峡ダムに次ぐ世界2位の水力発電所として、発電量が年平均620億kWhに上るということです。(朱、Yan)