北京
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北京市の発表では、7月15日現在、2022年北京冬季オリンピックの延慶競技エリアにある国家アルペンスキーセンター、国家スライディング(ボブスレー・リュージュ・スケルトン競技)センター、延慶冬季オリンピック選手村はすべて竣工検査に合格したということです。
北京市重大プロジェクト建設指揮部の責任者によりますと、延慶競技エリアの用地は約16平方キロメートルで、最高標高2198メートルです。3つある北京冬季オリンピックの競技エリアのうち、工事が最も難しいエリアとされています。
国家アルペンスキーセンターには7本のコースが設けられ、全長が約9.2キロ、最大垂直落差は900メートルを超えています。中国国内では冬季オリンピックの基準に達した初のアルペンスキーのコースで、現段階、世界で最も難しい競技場の一つとされています。大会期間中、滑降、スーパー大回転、大回転、回転など11種目の競技がここで行われます。
世界トップレベルのコース設計を取り入れた国家スライディングセンターは、世界で17本目、アジアでは3本目、中国では初のそり競技コースです。コースの全長は1975 メートル、垂直落差が120 メートル以上あり、世界でもまれな360°回転コースを含め、角度や勾配がそれぞれ異なる16のカーブからなっています。(朱、Yan)