北京
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外交部の趙立堅報道官は16日、世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長が第2段階のトレーサビリティ研究に協力するよう中国に呼びかけたことについて、「中国側はWHOが提出したトレーサビリティ計画の草案に留意している。すでに中国側の専門家が検討を始めている」と示しました 。
趙報道官は「トレーサビリティは科学的な問題であるため、関係各側は科学者の意見を尊重し、科学的な結論を尊重すべきであり、政治化すべきではない。次の段階の世界のトレーサビリティ計画については、メンバー国が主導し、協議を通じて合意に達するべきだ」としたうえで、「WHOは今年3月に中国との共同トレーサビリティ研究報告書を発表した。その中では、実験室からのウイルス流出は『極めて不可能』であること、世界のより広い範囲で可能性のある早期症例を引き続き探すこと、ウイルスの伝播過程におけるコールドチェーンおよび冷凍食品の役割をさらに理解することなど、重要な結論が出された。これは科学的で権威のある報告書であり、次の段階の世界的なトレーサビリティ活動の基礎となるものだ」と述べました。(hj 謙)