北京
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北京冬季五輪組織委員会と国家体育総局は15日、北京2022年冬季五輪・パラリンピックのドーピング検査業務枠組み協定と汎用ドーピング検査サービス契約に調印しました。
調印式会場の様子
中国の反ドーピングセンターと北京実験室はここ数年で、「中国の特色あるスポーツ大会における反ドーピング作業モデル」を国際基準に準じて形成してきました。すでに北京冬季五輪の反ドーピング検査場と施設の検査は完了し、3つの競技エリアに計20カ所の検査場が設けられています。また、北京冬季五輪組織委員会と国際オリンピック委員会(IOC)は反ドーピング検査の業務に関する意思疎通を維持しており、大会期間中に北京冬季五輪には60人、パラリンピックには20人の海外検査官が派遣され、2都市(北京市と張家口市)の3地区で検査任務を支援することになっています。
近年は中国が主催する大規模な国際競技大会が増えており、これに合わせて国家体育総局反ドーピングセンターの技術革新が進んでいます。北京冬季五輪・パラリンピックでは、国際オリンピック委員会、世界反ドーピング機関(WADA)、国家体育総局反ドーピングセンターなど複数の反ドーピング機関が共同開発した乾燥血液スポット検査 が正式採用されるとのことです。(hj、謙)