北京
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北京冬季オリンピック・パラリンピックの開会まで半年ほどとなった今日(17日)、「北京2022オリンピック・ピンバッジ文化週間」が北京市で開幕しました。
会場の様子
17日午前、北京市中心部の商業街・王府井にある、北京2022冬季オリンピック・パラリンピックの公式ライセンス商品を取り扱うオフィシャルショップで、この文化週間の開幕式が行われました。オリンピックのピンバッジにフォーカスしたイベントはこれまでも民間の有志によって行われてきましたが、北京冬季オリンピック組織委員会が公式行事として主催するのはこれが初めてです。組織委員会市場開発部の朴学東部長は開幕式で、「ピンバッジを媒介に、オリンピックの精神と運営理念を幅広く伝え、市民たちの参加と支持の情熱を高めていく」と、開催に寄せた期待を述べました。
北京冬季五輪組織委員会市場開発部・朴学東部長による挨拶
会場には、オリジナルデザインのバッジをその場で作ってくれる装置が置かれており、2006年トリノ冬季オリンピックの女子フィギュアスケート銀メダリスト・張丹選手がバッジ作りを実演しました。
その場で作ったオリジナルバッジを手にする張丹選手
店内では、「氷と炎のぶつかり合い」と題したピンバッジ展も同時開催されています。全国12の省・直轄市のピンバッジコレクター60人が9000点以上のピンバッジコレクションを組み合わせて制作したシート936枚が展示されています。
「氷と炎のぶつかり合い」ピンバッジ展の様子
会場には北京や張家口などから数十人のピンバッジコレクターたちが駆け付け、自慢のコレクションを見せ合い、交換し合うなどして賑わっていました。
ピントレーディングセンター設立式
店内には、コレクターたちがピンバッジを交換できる「ピントレーディングセンター」も設立されました。北京冬季オリンピック組織委員会の認可を得ており、今日から大会が閉幕するまで、毎週土曜日に交換会が行われるということです。
2008年北京五輪からピンバッジ収集を始めたという北京市民
取材陣にもピンバッジコレクターの姿が
なお、北京冬季オリンピック・パラリンピックの公式ライセンスを受けたピンバッジ商品は、すでに662種(うち、限定版320種、非限定版342種)がリリースされています。
(取材:王小燕、王帥 校正:梅田謙)