習主席、モンゴル大統領と電話会談

　習近平国家主席は16日、モンゴルのフレルスフ大統領と電話で会談しました。

　習主席は、「両国は、『一帯一路』の共同建設に関するイニシアチブとモンゴルの『ステップ・ロード』（草原の道）イニシアチブとの結びつきを深め、鉱物資源開発、インフラ、生態環境などでの協力を強化する必要がある。中国は、モンゴルの鉱産物と農牧業製品をより多く輸入したい。また、モンゴルとの連携を強化して、真の多国間主義を堅持し、相互尊重、公平正義、協力ウィンウィンを旨とする新しいタイプの国際関係の構築を推進していきたい」と述べました。

　これに対し、フレルスフ大統領は、モンゴルが困難に直面した時に中国が提供した支援に感謝の意を伝えた上で、「各分野における実務的協力を進め、『一帯一路』の共同建設を積極的に行い、多国間の枠組みにおける協調と協力を強化し、人類運命共同体をともに構築していく」と応じました。（鵬、吉田）