北京
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東京電力は12日、福島第一原発の放射能汚染水は海水で薄めた後に海に放出されますが、薄めた後の汚染水に含まれたトリチウム濃度の測定には時間がかかるため、東電は測定を見合わせ、その代わり、混ぜ合わせた海水の量で基準を下回ったかどうかを評価する案を提出しました。この方法が実施されれば、汚染水の放出量は1日当たり最大で500立方メートルとなるとのことです。
これに対して、外交部の趙立堅報道官は15日の定例記者会見で、「国際社会の関心を正視する」よう日本側に再度に催促しました。また、「国際原子力機関(IAEA)は、すでに福島の原発事故による放射能汚染水処理技術チームを立ち上げ、中国、韓国、ロシアなどの専門家がこれに参加する。日本は透明かつ科学的な方法で関連問題に対処して、IAEAの専門家チームに全面的に協力を提供していくべきだ」と指摘しました。(任春生、Yan)