北京
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中国インターネット協会が主催する2021中国インターネット大会が13日から15日にかけて北京市内で開催されました。同大会で発表された「中国インターネット発展報告書(2021)」によりますと、2020年末時点で中国の5Gネットワークユーザーは1億6000万人を超え、全世界の5Gユーザーの約89%を占めたとのことです。
同報告書によりますと、2020年末時点で中国のネットユーザー規模は9億8900万人で、インターネット普及率は70.4%に達したとのことです。
中国ではすでに、世界最大の光ファイバーネットワークや4Gと5Gの独立したネットワークが構築されています。建設済の5G基地局は、全世界の70%を占める91万6000カ所です。中国は今後、5G、ビッグデータ、基本ソフト、工業用ソフト、人工知能(AI)などの基礎コア技術への支援と投入を強化していきます。
中国インターネット協会の尚氷理事長は、「5Gやギガビットネットワークなどの次世代情報通信インフラの建設を大いに推進し、6Gなどの新型ネットワーク技術の研究開発と産業配置を先んじて展開する必要がある。同時に、技術刷新能力を高め、ハイエンドチップ、ネットワークスライシング、基本ソフトなどの重要技術の飛躍を加速する必要がある」と提案しました。(雲、鈴木)