北京
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中国商務部の高峰報道官は15日北京で、「安全保障上のリスクを効果的に予防・解消するため、商務部は外商投資を対象に、ピンポイントで審査を展開していく予定」と示しました。
高報道官は、「外資を対象にした安全審査は、世界でよく使われている手法だ。昨年12月に公表した『外商投資安全審査弁法』の中で、その安全審査の範囲と手順などを規定している」としたうえで、「必要かつ合理的原則に従って、国の安全保障に影響を与えるか、与える可能性がある外商投資をピンポイントで審査する。と同時に、その拡大化を避けたい」と強調しました。
さらに、「外資の導入において、より多くの外資の中国進出を奨励するという中国政府の方向は変わらない。第14次五カ年計画の間、商務部は関係部署とともに、より広い分野、より深いレベルで対外開放を実施するよう推進していく。「外商投資行為実施条例」を全面的に施行させ、公平な競争秩序を保たせ、外商投資の合法的権益を守り、市場化、法制化、国際化の確保されたビジネス環境を構築し、外資企業と外資系プロジェクトのサービス保障を強めていく」と示しました。(佟同、Yan)