北京
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23/19
王毅国務委員兼外交部長は現地時間14日、タジキスタンの首都ドゥシャンベで、パキスタンのクレーシ外相と会談しました。
王外交部長は、「中国側は、パキスタンで本日発生した、中国人の死傷者が出た出来事に非常に驚いている。パキスタンが直ちに原因を究明し、全力を上げて負傷者を治療すると同時に、善後策をしっかりと行い、このような事態の再発を防ぐよう希望する。もしテロ襲撃事件であれば、犯行者を直ちに拘束して厳罰に処さねばならない。この事件から教訓を汲み取り、両国の協力プロジェクトの安全措置を一層強化し、すべてのプロジェクトが安全で順調に進むことを確保すべきだ」と述べました。
クレーシ外相はパキスタン政府と国民を代表して、中国人の死傷を出した今回の事態について中国に心からの慰問の意を伝えた上で、「初歩的な捜査結果によれば、今回の事態は事故であり、テロ襲撃だとの背後関係は見当たらない。パキスタンは全力を上げて負傷者を治療し、事態の真相を徹底捜査する」と述べました。(玉華、鈴木)