北京
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12日午後に発生した中国東部の江蘇省蘇州市にある四季開源ホテルが倒壊した事故では、23人が生き埋めになりました。現在までに15人が発見されましたが、うち9人は死亡、さらに8人がまだ見つかっていません。
事故発生を受け、江蘇省消防救援総隊は蘇州および近隣の南京、鎮江、無錫、常州、南通から、重大事故救助隊6チームや救助隊2チーム、工事機械隊1チームと捜索犬隊1チームを派遣しました。救助に投入された消防車は112台、消防士は632人、捜索犬は7匹に達しました。救助活動は急ピッチで進められています。
二次崩壊の恐れがあるため、現場では大型掘削機が使えず、クレーン2台を用いて現場で倒壊した建物を支えることで、比較的安全な作業空間が確保されました。現在のところ、事故現場を6つのゾーンに分けて、各ゾーンで消防士18人が3組に編成され交代で作業を続けています。救出活動には捜索犬や生命探査機などの装備をも投入されています。
全力を挙げた捜索の結果、13日午後7時までに、15人が救出されました。うち1人は負傷していなかったため、自宅に戻りました。その他の負傷者には懸命な治療が施されました。うち5人は安定した状態ですが、9人は死亡しました。また、連絡が取れない8人の捜索が進められています。ホテルの倒壊の原因は調査中です。(Mou、鈴木)