北京
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米国では、米ボーイスカウト連盟(BSA)が先日、性的暴行を受けたBSAの元メンバー約6万人の原告団と総額8億5000万ドルの賠償を支払うことで和解したと報じられました。同件は、米国史上最大規模の児童への性的暴行事件の一つだとも紹介されました。
中国外交部の趙立堅報道官は同件を受け、14日の定例記者会見で「米国の子どもの権利問題の氷山の一角にすぎない」と表明した上で、米国に対して、まずは人権についての「灯台、下暗し」の問題を解決するよう、忠告しました。
趙報道官はまた、「米国は世界で唯一の『国連・児童の権利条約』を批准していない国だ。米国は他国の人権について文句をつけているだけだ。まずは『条約』に加入すべきだ。米国が本当に人権、とりわけ児童の人権に関心があるのなら、自らの人権問題を解決すべきだ」と指摘しました。(張、鈴木)