北京
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ラサの平均標高は3600メートルでほぼ富士山と同じ高さにある。ラサ市の中心部から南西に70キロほど進み、葛折りの山を登っていくと、チベット三大聖湖の一つヤムドク湖(中国語名:羊卓雍湖)が見えてくる。
チベット語で「トルコ石の湖」「碧玉湖」という意味を持つヤムドク湖は、面積が63平方キロメートルあり、日本の琵琶湖よりやや小さい。東西130 キロ、南北70キロにわたって広がっている。
ヤムドク湖を見渡せる展望台の標高は4998メートル。実際の湖面の海抜は4441メートルの位置にあり、周囲を遮る障害物はなく、真っ直ぐな太陽な日差しが透き通った青い水を照らし、目の覚めるような鮮やかな青色の湖がどこまでも広がっている。
湖周辺及び途中の展望台は観光地となっているため、ヤクやチベット犬(チベタン・マスティフ)との記念撮影ができ、過酷な自然環境に生きる生命力溢れるヤクと間近で触れ合うことができる。
空、山、湖が一体となったチベットの自然の壮大さ、力強さを感じられる場所がここヤムドク湖といえるだろう。(日本人記者:星)