北京
PM2.577
23/19
世界のさまざまな国の専門家をメンバーとするウイルス関連の専門家チームが7日に発表した論文が、「新型コロナウイルスは実験室から流出したのではなく、動物由来であることが、ほぼ確実になった」との考えを示しました。
米国や英国、オーストラリア、ニュージーランド、その他の国のトップクラスの専門家20人が、「新型コロナウイルスの『実験室流出説』には確実な証拠がない」と指摘しました。これら専門家は「実験室流出説」の可能性について議論し、関連する証拠を皆で分析し続けてきました。
微生物学と免疫学を専門とするテュレーン大学のロバート・ガリー教授はこの論文に署名した一人で、新型コロナウイルス起源説について、CNNに対し「『実験室から流出したのではない』と結論付けて良いだろう」と述べました。
多くの研究者が新型コロナウイルスの発生源についてそれぞれの調査を進めていますが、研究者は「早い時期のいかなる病例にも、武漢ウイルス研究所(WIV)と何らかのつながりがあることを示す証拠は存在しない」と主張しています。(朱、鈴木)