北京
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雲南北上アジアゾウ安全防備作業省級対策指揮部によりますと、7日午後3時、北上する群れから離れたアジアゾウは生息地である西双版納(シーサンパンナ)国家級自然保護区に安全に戻され、各生理的指標は正常だということが明らかになりました。
このアジアゾウは6月6日に北上する群れから離れ、単独で32日間行動しました。昆明市の夕陽郷、安寧市の八街、玉渓市紅塔区北城街道(町)に移動し、活動範囲は約140平方キロメートル、移動距離は約190キロに及びます。その間、ほとんど人による給餌と村でのエサ探しで生きてきました。この状況だと自力で群れや生息地に戻ることができないのではないかと学者が判断しました。
このアジアゾウは今月5日以降、玉渓市北城街道に入り、人間とゾウの安全を確保するため、捕獲することにしました。7日午後3時、このアジアゾウはすでに元の生息地へ戻されました。現地の学者はその健康状況を評価し、各生理的指標は正常と判断しました。(ヒガシ、浅野)