北京
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シンガポールの中国語新聞「聯合早報」はこのほど、「中国が新型コロナウイルスの科学的な起源調査を推進すべき」と題する同国コラムニスト李葉明氏の文章を掲載しました。
文章は「バイデン大統領が新型コロナウイルス発生源の再調査を米国の情報機関に指示したことから、中米両国は再び舌戦を展開した。科学研究機構ではない情報機関がどのようにして科学に基づいた起源調査を行うのか、情報機関が行うことが科学的な発生源調査だと見なす人がいるのだろうか。
アメリカ国立衛生研究所(NIH)は新型コロナウイルスが19年12月には既に米国内に出現していたとの研究結果を発表している。またイタリア国立がん研究所(INT)も新型コロナウイルスは19年9月の時点で同国内で拡散していたという研究結果を発表している。
中国が新型コロナウイルスの科学的な起源調査に積極的に参加し、それを推進することは、政治的な起源調査による中傷を回避すると共に、新型コロナウイルスの真の発生源の究明にも寄与することになる」と指摘しました。(ジョウ、坂下)