北京
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国連人権理事会第47回会合に出席した中国代表は現地時間6日、シリア問題について発言して、「人権理事会は、シリアの人々が受けた苦難について米国や英国が負うべき責任に注目する必要がある」と指摘しました。
中国代表は「米国や英国には、シリアの現状について、逃れることができない責任がある。米国や英国は、シリア民間防衛隊が撮影した映像だけを根拠に、シリアへの空襲を開始した。罪のない民間人が大量に死傷し、住む場所をなくし流浪することになった。米国と英国はシリアに対して一方的な強制措置を実施し、シリアの経済社会の発展と感染症対策の努力を甚だしく妨害することになった」と論じた上で、「米国や英国は人権問題に真に関心を持っているのではなく、人権問題を侵略や干渉、いじめ、他国を中傷するための口実や道具として利用している。人権理事会がシリア問題を討議する場合、シリアの人々が受けた苦難に対して米国や英国が負うべき責任に注目する必要がある」と強調しました。(hj、鈴木)