座礁したイルカ？浙江省で救助活動

　浙江省台州市臨海市宣伝部からの情報によりますと、6日午後、座礁したイルカとみられる3頭は心肺停止の状態で、残る9頭は良好な状態にあるということです。

　現地の気温が高いため、スタッフは氷を運び、水たまりの海水を冷まして対応する予定です。その後、9頭は近くの海産物会社の海水養殖場に運ばれ、より専門的な措置を待ちます。浙江省内の専門家がすでに現場に向かっているところです。

救援現場

　村民の話によりますと、昨日これら「大きな魚」が近海を泳いでいたのが目撃されており、潮が引いた後に座礁したと推測されます。上盤鎮派出所は早速現場に救援隊を派遣しました。その後、台州市、臨海市公安、港航漁業、消防救援などの部門が次々と現場に向かい、救助活動に参加しました。救援隊と現場の熱心な市民らが岸辺で水たまりを掘り、1頭ずつそこに運んで水かけをしていました。（閣、浅野）