北京
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中国教育部によりますと、2021年における全国一般大学の卒業生は前年比35万人増の909万人でした。5月末時点までの2021年春期採用期の新規卒業生の採用規模は、前年同期比52.5%増でした。
卒業生が関心を持つ給与と個人としての発展については、すでに就職が決まった卒業生の税引前平均月給が8720元(約15万円)との調査結果が出ました。卒業生が就職活動をする際には、仕事の安定性と実利をより重んじ、給与と福利厚生以外に仕事と生活のバランスも重視することが分かりました。安定性や戸籍の取得、手当など雇う側の人材についての方針を重視する卒業生の数も大幅に増加しました。
職種別の税引前月給では従来型職種の場合、デザイン関連の9933元、研究開発の9867元、技術関連の9845元が上位3職種でした。新興職種ではセルフメディアやネットのライバーが1万4682元で最高額でした。
ポストコロナ時代にあって、卒業生の安定性志向がさらに鮮明になりました。就職先の第一希望として最も多かったのは国有企業で、全体の42.5%に達しました。国家機関を選択する割合も前年の2倍にまで上昇しました。(ヒガシ、鈴木)