広東省　屋内公共施設　秩序を保ちながら再開

　広東省の広州と仏山両市は3日午前0時から、同省を離れる者に対する出発前48時間以内のPCR陰性証明書を必要とするまん延防止措置を解除しました。省全域で企業の生産と人々の生活が常態を取り戻しています。

　同省では4日午前0時まで連続12日間、新型コロナウイルス感染症の新たな市中感染が報告されていません。

　広東省は今回の新型コロナ変異ウイルス「デルタ株」の感染に対し、速やかに感染源を発見し、感染経路を把握し、予防・抑制策を調整し、患者の「濃厚接触者」と「濃厚接触者の濃厚接触者」の判断・対応基準を制定し、同省以外へのまん延を防止する厳しい措置を多数実施しました。

　3日午前0時から、広州と仏山両市はバスターミナル、駅、空港、港などで利用客の検温、マスク着用、健康コードなどの予防措置を維持し、広州市域内に設置された貨物自動車の運転手などに対するPCR検査所を撤去し、映画館、劇場、観光地の建物内、医療機関、飲食施設など公共の場所を秩序を保ちながら再開し、建物内のエンタメ・アミューズメント施設は最大収容人数の75％まで入場制限を実施します。（ジョウ、浅野）