北京
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中国南西部の雲南省が雨季に入りました。降り続く雨は、現地で旅を続けている15頭の野生アジアゾウの群れにどのような影響を与えたのか、雲南省森林消防隊から最新の映像が届きました。
今月3日までに野生ゾウの群れは雲南省玉渓市峨山県で活動をしていました。群れを離れた1頭の未成年のオスのゾウは群れから53キロ離れたところにいます。ゾウの群れは依然として、昼間に寝て、夜に行進する移動を続けていますが、連日の雨の影響で、ドローンなどによる監視が難しくなっています。
いま、雲南省昆明市、玉渓市、安寧市はゾウの活動範囲内で餌場を設置して、毎日1トン以上のトウモロコシやパイナップル、食塩などを提供し続けています。
また、雲南省森林消防隊はドローンを出動して24時間ゾウの群れを監視し、ゾウが活動する3キロ範囲内の住民たちに即時避難勧告を出しています。(Lin、Yan)