北京
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ロシア・メディアのスプートニクによる1日付報道によれば、同国外務省のザハロワ報道官が、「オランダのフリゲート『エファーツェン』の黒海での活動は挑発行為だ」と発言しました。
ザハロワ報道官は記者会見で、「オランダのフリゲート『エファーツェン』事件が英国の駆逐艦『ディフェンダー』事件の翌日に起きた。オランダによる、北大西洋条約機構(NATO)やパートナーである英国と一致協同した行為ということだ。オランダのフリゲートの危険行動は挑発行為だ。ロシア軍は24日、黒海艦隊による黒海におけるNATO軍艦の行動監視を通じて、オランダ海軍のフリゲート『エファーツェン』が航路を変更して、ケルチ海峡に向かいはじめたことを確認した。ロシア軍は領海侵犯を防ぐためにSu-30戦闘機とSu―24戦闘爆撃機を緊急発進させた」と説明しました。
ザハロワ報道官はまた、「米国とその同盟国は事実上、黒海海域に形成されていた協力の空間を、軍事対抗の空間に変え続けている」と述べました。(殷、鈴木)