北京
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北京と上海を結ぶ京滬(けいこ)高速鉄道が6月30日に営業運転10周年を迎えました。この10年間、京滬高速鉄道は中国の高速鉄道史における数多くの実績を達成しました。輸送旅客数は累計13億5000万人に達し、運行列車数は累計120万本、走行距離は累計15億8000万キロを突破しました。
京滬高速鉄道は全長1318キロで、完成当時は世界で最も長く、技術水準が最も高い高速鉄道路線でした。2017年9月21日には、「復興号」が時速350キロの営業運転に成功しました。京滬高速鉄道は現在、発車間隔が最短で4分という「過密ダイヤ」を実現しています。
京滬高速鉄道は中国の鉄道交通における最良の資産です。運営会社である京滬高速鉄道公司の趙非理事会秘書は同路線について、開通4年目の2014年から連続して黒字を出していると説明しました。また、新型コロナウイルス感染症の流行により全世界の交通運輸業界が深刻な打撃を受けた2020年も京滬高速鉄道は収益性を維持し、45億8600万元(約791億円)の黒字を達成しました。(閣、鈴木)