外交部 日本防衛副大臣の「中国脅威」ぼかしと台湾に関する発言に反論

　日本の中山泰秀防衛副大臣の中国に関する不当な発言について、中国外交部の汪文斌報道官は29日の記者会見で、日本の政府高官の誤った発言に強い不満を表明し、日本側に厳正な交渉を申し入れたことを明らかにしました。

　報道によりますと、中山防衛副大臣はこのほど、「中国とロシアの連携による脅威が増している」と述べ、台湾に関する発言をしました。汪報道官は関連の質問に対し、「日本の一部政治家は中国の平和発展の事実を無視し、正常な国防整備を含む中国の経済社会の発展を不当に非難し、いわゆる『中国脅威』をぼかし、公然と大国の対立をあおっている。この政治家はまた公然と台湾をいわゆる『国家』と呼んだ。これは中日共同声明など四つの政治文書の原則と、日本側がこれまで何度も下した『台湾を国家としてみなさない』という厳粛な約束に甚だしく違反している」として、これについて明確な姿勢を示し、このようなことが二度と起こらないよう、日本政府に求めました。（ヒガシ、CK）