北京初の省を跨ぐ軌道交通工事が開始

　北京軌道交通22号線は北京市副都心と中心市街区、河北省廊坊市を結ぶ重要な交通路線で、26日にこの交通路線の河北省区間が正式に工事を開始しました。

　22号線は北京のビジネス中心エリア（CBD）にある東大橋駅から始まり、通州区の副都心や河北省三河市を経て、平谷新城までを繋ぐ路線で、2025年に全線開通する予定です。

　北京で初めての省を跨ぐ軌道交通工事として、全長81キロの22号線の北京区間はすでに工事が始まっています。河北区間は燕郊鎮の地区内に5カ所の地下鉄駅が設置される予定で、現在は2カ所の駅で工事が行われています。開通後は北京東部での交通圧力が大きく緩和され、北京市と河北省の人的往来がより密接になり、北京・天津・河北省の交通の一体化が力強く推進されると見られています。（Mou、星）