国際秩序を維持するため、中国は自ら手本を示す＝王毅部長

　王毅国務委員兼外交部長は25日、中国の国連代表権回復50周年を記念して開催された藍庁論壇（ランティンフォーラム）に出席し、基調演説を行いました。

　王部長は、「国際関係の民主化・法治化・合理化の推進者として、中国は1950年代から率先して『平和共存五原則』を提唱し、それを積極的に実行し、国際関係の基本準則の制定と発展に重要な役割を果たしてきた。過去50年の間、中国はほぼすべての普遍的政府間国際機関に加盟し、600以上の国際条約に署名し、国際的な義務を忠実に果たし、国際的な約束を確実に実行してきた。また、この50年の間に一貫して多国間主義の旗を高く掲げ、国連を中核とする国際システムを堅持し、国際法に基づく国際秩序を維持し、国際問題における国連の中心的役割を維持してきた」と述べました。

　王部長は、「習近平国家主席は、人類の発展と進歩の潮流を先取るように、人類運命共同体の構築という重大なイニシアチブを提案した。これは、社会体制や発展段階の違いを超え、ゼロサムゲームや地政学的思考を捨て、異なる国・民族・文明の共同闘争の方向を示している。これは、新時代の中国の特色ある大国外交の旗印である。この旗印の下、私たちはグローバルガバナンスシステムの改革と構築に積極的に参加していきたい」と強調しました。（ミン・イヒョウ、柳川）