共同発展を促進するために中国は努力を惜しまない＝王毅部長

　王毅国務委員兼外交部長は25日、中国の国連代表権回復50周年を記念して開催された藍庁論壇（ランティンフォーラム）に出席し、基調演説を行いました。

　王部長は、「中国は最大の発展途上国として、ミレニアム開発目標の達成に率先して取り組み、国連の持続可能な開発のための2030アジェンダで設定された貧困削減目標を10年前倒しで達成し、貧困削減を実現した人口は世界全体の70％以上を占めている。世界第2の経済大国として、世界の経済成長への貢献度は15年連続で世界1位となっている。自国の発展と世界の発展を密接に結び付け、『一帯一路』イニシアチブは140カ国と32の国際機関から認められている。3年連続で中国国際輸入博覧会を開催し、率先して市場を世界に開放している。南南協力を積極的に行い、166の国と国際機関に4000億元相当の開発援助を提供し、3000もの援助プロジェクトを実施し、60万人以上の支援スタッフを派遣し、120以上の発展途上国が国連ミレニアム開発目標を実施するのを強力にサポートしてきた。また、中国は国連開発計画と共同で中国国際貧困削減センターを設立し、136の国や組織に所属する貧困削減担当者向けにテーマ別の研修を行っており、世界の貧困削減プロセスの加速化に中国の知恵と力を貢献している」と述べました。（ミン・イヒョウ、柳川）