米国は台湾問題を利用した政治的操作を直ちにやめるべき＝外交部

　外交部の趙立堅報道官は25日の定例記者会見で、「米国は台湾問題を利用した政治的操作を直ちに停止し、台湾との公式往来や実質的関係の引き上げを停止すべきだ」と指摘しました。

　報道によりますと、米国在台湾協会は24日に再び、米国は台湾の最も重要な国際支持者だとする声明を発表しました。趙報道官はこれについて聞かれ、「中国は断固として米国側の誤った言論に反対する。世界には一つの中国しかなく、台湾は中国の領土の分割できない一部であり、それは歴史や法理上の事実で、いかなる者や勢力でも変えることができない。中国は一貫して、米国がいかなる形式であっても台湾との実質的関係を引き上げることに断固反対し、いかなる形式であっても米台の公式往来に断固反対する」と表明しました。

　趙報道官は、「台湾問題は、中米関係において最も重要で、最もデリケートな問題であり、『一つの中国』原則は、中米関係の政治的基礎である。米国は、『一つの中国』原則や中米間の三つの共同コミュニケの規定を確実に順守し、台湾問題を利用した政治的操作を直ちに停止し、米台の公式往来と実質的関係の引き上げを停止し、中米関係と台湾海峡の平和と安定がさらに損なわれることのないようにすべきだ』と強調しました。（藍、柳川）