北京
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王毅国務委員兼外交部長は25日、中国の国連代表権回復50周年を記念して開催された藍庁論壇(ランティンフォーラム)に出席し、基調演説を行いました。
王部長は、「中国はこれまでに29の国連平和維持活動(PKO)に積極的に参加し、延べ5万人以上を派遣しており、安全保障理事会常任理事国の中で最大の兵力提供国であり、PKOへの2番目の出資国でもある。これまでに24人の中国人兵士・警察官がPKOで尊い命を失っており、私たちは常に彼らを忘れられずにいる。現在、世界各地で2400人以上の中国の平和維持要員が任務を遂行しているほか、8000人からなる中国平和維持待機部隊と300人からなる中国常設平和維持警察隊が、世界の平和を維持するために派遣される準備が整っている」と述べました。
また、「過去50年間、中国は、正義の味方として、主権平等を主張し、内政干渉や覇権・強権に反対してきた。同時に、客観性と公平性を主張し、地政学的な競争や徒党を組むことにも反対している。さらに紛争の政治的解決を主張し、武力の行使や一方的な制裁に反対している。安全保障理事会の常任理事国として、国連憲章の精神に則る問題解決策を積極的に模索し実践してきた」とも述べました。(ミン・イヒョウ、柳川)