北京
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「一帯一路」アジア太平洋地域国際協力ハイレベル会議が23日、オンライン方式で行われました。外交部の趙立堅報道官は24日の定例記者会見で、「会議は6項目の共通認識を達成した。各方はより緊密なパートナーシップの構築に期待を示した」ことを明らかにしました。
「一帯一路」アジア太平洋地域国際協力ハイレベル会議のテーマは「感染症対応で協力を強化、経済回復を促進」でした。習近平国家主席は会議に対して書面によるあいさつを送りました。また、会議に際して主宰した王毅国務委員兼外相が基調演説を行いました。同会議には、29カ国の政界要人や国連など国際機関の代表らが参加しました。
趙報道官は定例記者会見で、関係する質問に答えて、今回の会議では6項目の共通認識が達成されたと述べ、「まず、各方はより緊密なパートナー関係の構築を期待する。次に、感染症への対処は、当面の最も緊迫した課題であり、国際社会は団結と協力を必要とする。第3点として、ワクチンについての国際的な協力をさらに強化し、ワクチンを世界の公共の製品として世界各国への公平な分配を推進していく。第4点として、『一帯一路』に関する国際的な協力ではグリーンな発展を特に重要な位置に置くべきであること。第5点は、国境を越える製品の流通と人の往来を支持し、各国が引き続き貿易と投資の自由化、利便化の推進を支持すること。第6点は、『持続可能な開発のための2030アジェンダ』の実現を加速させ、国連が提唱する多国間主義を支持し実践することだ」と詳細に説明しました。(藍、鈴木)